伊那市 インプラント 小野歯科医院 長野インプラントセンター

インプラント治療との出会い

私は開業する以前は、松本歯科大学病院口腔外科助手(助教)の後、塩尻市にある医療法人弘仁会 鴨居歯科医院に勤務医として勤めておりました。
1994年(平成六年)、鴨居院長からお誘いいただき、米国・ボストンでおこなわれたPRD(補綴歯周病学会)・ボストン大学研修に参加いたしました。この当時、日本ではまだインプラント治療はあまり一般的ではありませんでした。しかし、ボストン大学病院では、CTを使用した三次元的な画像診断による、インプラント治療がすでに行われていました。また、一般開業医においても、インプラント治療は有効な治療選択肢の一つとしてすでに認知されており、積極的に日常臨床のなかで行われていたのです。
当時、国内においては、一般の歯科医院はもちろんのこと、大学病院においてもインプラント治療は、消極的でしたので、あまりの違いにおおいにカルチャーショックを受けました。このままではたして本当にいいのか・・・。

帰国後、インプラント治療について、もっと深く勉強したいと強く思いました。この際、私の希望を聞き入れて、鴨居先生が、日本では一番のインプラント治療施設である、東京都千代田区にあるブローネマルクオッセオインテグレーションセンター(院長:小宮山彌太郎先生)を紹介してくださり、毎週、木曜日通って、トレーニングを受けることができました。小宮山先生には5年間師事していただきました。この期間に御指導いただいた手術方法をはじめ多くのことは、現在でも私のインプラント臨床における「礎」となっています。鴨居先生、小宮山先生はわたしにとって、大切な恩師です。