伊那市 予防歯科(歯周病) 小野歯科医院 長野インプラントセンター

予防について

心臓病や脳卒中の予防にお口のお手入れを

私たちの口の中には、何百種類、何億という細菌が住みついていて、互いに生存競争をしています。お手入れをおこたると悪玉菌が増えやすく、とりわけ重い歯周病の人の悪玉菌は、歯ぐきの血管にもぐり込んで血液とともに心臓や能など全身を巡ります。

心臓の弁に付着して心内膜炎をおこしますと、心臓の弁の形が変形して、血液を送り出す働きが弱まり日常生活が不自由になります。また、冠動脈(心臓を養う血管)の内壁にアテローム性プラークという堆積物をつくらせ、動脈硬化や血管の流れを詰まらせ、狭心症や心筋梗塞を起こして命を縮めます。心臓に限らず、脳の血管で同じことが起こると、寝たきりになるかも知れません。

歯周病とこのような心臓や脳の病気との因果関係は、多くの日本やアメリカ、カナダの研究者によって発表されているのです。

歯科医院で口の中の悪玉菌をていねいに、また定期的にお掃除していくことによって、これらの病気を予防することが可能なのです。