
5月に入り連休初日、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
県内は、朝晩の気温が例年と比べて低く、まだ暖房が必要という方も多いのではないでしょうか。4月下旬に降った雪の影響で農作物にも影響がでているようです。農家の方のご苦労は計り知れないものがあります。早く暖かくなって欲しいものです。
最近ブームになっている「ゆるキャラ」皆さんご存知のことと思います。
私が好きなのは、奈良県の「千都(せんと)くん」。なぜかと言うと息子の子供の頃の顔とよく似ていて、せんとくんがテレビに出てくると「元気にやっているかなー」と県外で学生生活を送る息子を思います。
このゆるキャラ日本一を選ぶ「ご当地キャラ総選挙」地区投票の予備選挙結果が、1日日本百貨店協会から公表されました。
選ばれたのは、アルクマのほか、「ぐんまちゃん」(群馬県)、「キノピー」(群馬県桐生市)、「五泉市忠犬桜タマ吉」(新潟県五泉市)、「えびーにゃ」(神奈川県海老名市)、「ふなっしー」(千葉県)の6体が選ばれました。
上伊那地方から出馬した、「イーナちゃん」(伊那市)、「スピード太郎、ヒッヒー」(駒ケ根市)、「なかはマン」(中川村)の4体は残念ながら涙を飲みました。
上伊那の各ゆるキャラは、「次回も開催されるなら是非立候補したい。今から支持拡大に向けた作戦を練って準備したい」とリベンジを誓っているとの事です。地域を元気に!経済活性化のため、是非頑張って欲しいと思いました。
理化学研究所は、さまざまな細胞に成長する人工多能性幹細胞(ips細胞)で目の網膜を再生させる臨床研究を、先端医療センター病院(神戸市)で実施する計画である事を公表しました。
厚生労働省の承認が得られれば、ips細胞を使った「世界初の臨床応用」となるようです。
研究責任者の理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの高橋政代プロジェクトリーダー(51歳)は、臨床研究の申請を「治療に向けた一歩を踏み出そうとしているところ」と話し、「研究生活が終わるまでには標準的な治療にしたい」と意気込みを語りました。再生医療の分野で、世界に先駆けまた一歩進んだことになり、日本のもつ研究・技術力の素晴らしさを改めて感じます。こうした頭脳が海外に流出しないよう国家がしっかり支えて欲しい・・・。
計画では、目の奥にある網膜が傷み、視力が急激に失われる「滲出型加齢黄班変性:しんしゅつがたかれいおうはんへんせい)の治療開発を目指すとしています。この目の病気は、日本の高齢者を中心に最近増えている病気で、失明原因の一つです。現在、レーザーや薬剤を用いた方法で病気の進行を抑えられるが、傷ついた網膜を再生する根本的な治療ではありません。
今回の計画では、人間への移植は初となるため、異常が起きないか6人の患者で確認するとの事です。日本は更なる高齢化社会へと突入していきます。本格的に実用化され、この目の病気から多くの人が救われる事を願わずにはいられません。
都道府県別の平均寿命は初めて男女そろって長野がトップとなった。長野県の平均寿命は男性が80,88歳(全国平均79,59歳)、女性が87,18歳(全国平均86,35歳)でともに全国1位となったことが、この程厚生労働省が発表した2010年都道府県別生命表で分かった。
1965(昭和40)年から5年ごとに調査しており、今回が10回目。長野の男性は1990年以来5回連続、女性は初めて1位となった。ちなみに調査が開始された1965年の県内平均寿命は、男性が68,45歳、女性が72,81歳でこの時の順位は、男性が9位、女性が26位だった。45年前と比べて男性では12,43歳、女性では14,37歳平均寿命が延びた事になります。特に男性が80歳を越した事は、感慨深いものがあります。
長野が男女ともトップに立った要因について、厚生労働省は「長野は公衆衛生の先進県の一つ。これまでの熱心な取り組みが形で表れているのだろう」と説明した。たぶん私が想像するに、80歳で20本以上自分の歯がある人の数も、全国の中でも長野県は男女とも非常に高いのではないかと考えています。お口の健康の普及と言う観点からも、こうしたデーターを集計してみても良いかも知れません。
長寿先進県長野、何歳になっても美味しく食事が食べられるよう貢献して行く事は、我々歯科医師にとっての責務であると強く感じました。
毎日寒い日が続いていますが、皆さんはお元気にお過ごしでしょうか?地球温暖化問題を忘れてしまいそうな位、寒いですね。
本年、4月から箕輪町で歯科ドッグに続く、新規歯科事業妊婦歯科健診(プレママ歯ッピー事業)が開始されますので一足早く御紹介します。目的は、妊娠中はホルモンのバランスの影響で、唾液(つば)の分泌量が減少し、またねばねばとした粘着性の唾液になることから、歯ぐきが腫れやすくなり、歯周病を発症・悪化しやすい環境となります。歯周病による炎症物質は、お母さん自身だけではなく生まれてくる赤ちゃんの早産や低体重児出産などに影響を及ぼすことが問題となっています。そこで、妊娠中お母さん方が、口腔内の状態に関心を持っていただき、正しいブラッシング方法をマスターしていただき、母親自身のお口の健康を守ること、出産後のむしば原因菌の母子感染のリスクを減少させ、乳幼児のむしば予防に努めることを大きな目的としています。
対象は、箕輪町内に住所を有する妊婦さんで、無料クーポン券(役場から発行)をお持ち頂き、無料となります。
町内8歯科医院のどこでも受診可能で、レントゲン撮影はしませんので安心してください。あくまでも自分で的確にブラッシング出来るようになる(セルフケアー)が最大の目的なのです。
生まれてくる赤ちゃんだけではなく、そのお母さん方も健康でいて欲しい、これが箕輪町の願いです。
入浴中の高齢者の急死が全国的に増えています。
厚生労働省によると、浴室での溺死者は1999年は全国で3058人だったが、2011年は4581人に増加。中でも9割が65歳以上の高齢者です。冬場に集中しており、専門家はこの時期の入浴方法を工夫するよう呼びかけています。
東京都健康長寿医療センター研究所の報告によりますと、入浴時の急死の原因について、(1)体温の上昇で意識障害になって浴槽から出られず、さらに体温が上がってしまう「熱中症」(2)脱衣後の寒さによる血管収縮、入浴後の血管拡大などで血圧や脈拍が変動し、脳卒中や心筋梗塞を引き起こす「ヒートショック」などを挙げています。
こうしたリスクは、年齢が10歳増えると1・34倍、気温が10度下がると1・42倍に膨らむそうです。
<対策>
(1)長湯や熱い湯を避け急激な体温変化を防ぐ。
特に、熱い湯が普段から好きという方は要注意。
(2)浴室や脱衣場を暖めて気温差を小さくする。
事前に、シャワーで浴室を暖めてから入浴する。
(3)お酒を飲んだら、入浴しない。
今年は、まだまだ寒い日が続きそうです。高齢の皆さんはくれぐれも気をつけて、入浴してください。