伊那市 院長ブログ 小野歯科医院 長野インプラントセンター

今年もあと、3日で終わりを告げようとしています。
いつも私のブログを楽しみにして下さっている皆様は、どんな1年だったでしょうか。
それにしても、コロナなかなか終息の目途が立ちませんね。
昨年のブログから1年も経つのに、まだコロナ。今度はオミクロン株の出現。もう疲れたと言う方も多いのではないでしょうか。
私は、今年の7月から長野県歯科医師会 医療管理部と言う所に席を置くこととなり、歯科医院におけるコロナ感染対策も担ってきていますが、正直大変です。今は1日も早い終息を願うばかりです。
こうした暗い世相の中で、悪いことばかり書くと気が滅入ってしまいますので、明るい話題を今回は取り上げたいと思います。

健康寿命が男性72,68歳、女性75,38歳に!
厚生労働省は20日、健康上の問題がなく、日常生活を支障なく送れる期間を示す「健康寿命」が、2019年は男性72,68歳、女性75,38歳だったと発表しました。前回の2016年調査(男性72,14歳、女性74,79歳)と比べ、男性で0,54歳、女性で0,59歳延びました。
都道府県別でトップだったのは、男性が大分県の73,72歳、女性が三重県の77,58歳でした。
一方、2019年の平均寿命は男性81,41歳、女性87,45歳。
平均寿命から健康寿命を差し引いた日常生活に支障がある期間は男性8,73年、女性12,06年で、初調査の2010年と比べ、男性は0,11年、女性は0,28年短くなりました。
厚生労働省は、健康寿命が延びた要因として、平均寿命の延びや要介護につながりやすい脳梗塞などの脳血管疾患の減少、高齢者の社会参加が広がってきている点などを挙げています。
では、健康寿命を延ばすにはどうしたら良いか。
次回は、歯科の立場から解説していきたいと思います。

2022年(令和4年)が皆様にとりまして、良い1年となりますよう心から祈念申し上げます。