
7月18日(日)、19日(海の日)と私が所属する研究会の
研修会が1泊2日でありましたので、参加してきました。
当日は、日本全国から約120名の仲間があつまりました。
この研究会では、年に一回、症例を発表することが義務づけられて
おり、発表出来なければ、正会員にはなれません。
私は、18日午前に自分の発表を無事終えることが出来ましたが、
19日は、午後から一つのセッションの座長を務めなければならなかったので、最期まで気が抜けませんでした。
また、18日は夕食終了後、午後10時から19日午前3時まで、
ナイトセッション(夜の勉強会)があり、治療方針に対する白熱した討論が交わされました。ほとんど眠ることができないまま、朝7時に起床し朝食を食べ、19日、午後6時に研修会は無事終了しました。
この研究会には、日本でも名前の知れた、優秀な先生が多く、出席
することで、刺激も受けますし、なにより最先端の治療方法を学ぶ
ことができます。学び続けることの大切さを、毎年感じます。
ひとつ残念なのは、いつも楽しみにしているNHKの「龍馬伝」がみれなかったことでした。
国内初の旅客機の女性機長になった、藤 明里さん。
小さいときから飛行機が好きで、大学時代にパイロットを目指そうと決めたそうだ。ところが、155センチの身長は航空大学校の受験資格を満たさなかったため、受験できなかった。
しかし、夢をあきらめきれず、渡米し米国の訓練学校に通い操縦免許を取得した。
1999年、訓練生としてJALエクスプレスに入社し、国土交通省の機長審査に合格するために、厳しい訓練を重ねた。途中何回か挫折し、落ち込むこともあったが、努力で乗り越え、42歳で初の女性機長になった。その藤さんのだしたコメントを紹介します。
「信念を持ってあきらめない精神力があれば、誰でもやれる」
決してあきらめることなく、自分の夢を追い続けることの大切さ、
改めて勉強になりました。
7月19日(日)、20日(海の日)の両日は、私の所属するインプラント研究会の勉強会が合宿形式で行われるため、しっかり勉強してきます。この様子は、ブログで報告します。
7月4日掲載の長野日報、日曜小論の記事に目が留りました。
「団塊の世代の方は、今、幸わせに暮らしているだろうか」という内容のものでした。その記事を読んだとき、私は父親のことが思い浮かびました。
無口でまじめでこれといった趣味はなく、仕事一筋な人です。
私も子供の頃は、よく怒られました。
歳をとった今でもその性格は、全く変わっていません。団塊の世代の方々の性格はどうやら共通するものがあるようです。
その性格ゆえ、今の現代社会でも幸せに暮らしているだろうか、幸せに暮らしていて欲しいという記者の願いが記事に書かれていました。
昭和30年代後半から40年代にかけて、日本の高度成長期を支えた方々には頭が下がります。一重に言葉で言い尽くせない大変なご苦労をされたと思います。
私も、父の背中を見て育った者の一人として、団塊の世代の方々が幸せに暮らしていて欲しいと強く思いました。
「先生、今年もツバメの赤ちゃんいるんですね。とてもかわいい」
来院された患者さんが気づいてうれしそうに声をかけてくれました。
歯科医院の玄関の軒先にツバメの巣が出来て、5年目になります。
最初は、玄関が汚れるし困ったなと思いましたが、ツバメの雛(ひな)の顔をみてからは、自分の子供が小さかった頃の顔とだぶり、愛着がでて今では、毎年春とともに、東南アジアで越冬したツバメがまた戻ってくるのを楽しみに待つようになりました。
ツバメは、特有の帰巣本能によって、同じ町、同じ軒下の巣に戻ってくることを知り、驚かされました。ツバメの平均寿命は2~3年とのことなので、今年戻ってきたのはもう最初の親ではないかも知れません。戻ってきたのがその子供だとしたら、よくここまで戻ってきたねと褒めてあげたい気持ちです。
今、ツバメの雛(ひな)は食欲旺盛で、大きな口を開けて、親鳥が餌を運んで来るのをひたすら待っています。親鳥は忙しく、休む暇もありません。
まさに子育て真っ最中です。ツバメの世界も人間と同じなんだなとつくづく思いました。
最新型の生体情報モニタを購入しました。
6月22日(火)診療終了後、院内でデモンストレーションが行われました。
スタッフの皆さん遅くまでご苦労様でした。お腹すいちゃったかな?
従来のモニタでは、自動血圧計の機能しかありませんでしたが、
今回の最新型には、自動血圧計の機能プラスSpO2(動脈血酸素
飽和度)、NIBP(非観血血圧)を測定できる機能が搭載されていて、今まで以上により患者さんのお体の状態を把握できるようになりました。また、画面も液晶でとても見やすくなりました。
生体情報モニタはインプラント手術の時だけでなく、全身疾患(高血圧症や肺疾患)のある方の歯科治療でも、使用することにより、より安全で安心な治療が行えます。
治療技術だけではなく、医療機器もまた、日進月歩なのです。