毎日、最低気温が氷点下の寒い日が続いています。今年は今のところ積雪も少なく、雪かきをしなくてもよいので有難いなと思う毎日です。
積雪が少ない分、空気が乾燥していて現在、上伊那地域はインフルエンザが流行しており警報レベルを超えているようです。学校によっては、学級閉鎖になっている所もありますので、皆さんくれぐれもお体気をつけてください。
通常の「かぜ」のウイルス感染様式は(かぜウイルスの中でも最も多いライノウイルスの場合)特に手から手による接触感染の頻度が高いと言われています。
それに対して、インフルエンザウイルスは、患者さんのくしゃみや咳、痰などで吐き出される微粒子(飛沫)を介して感染するのが中心です。特に、妊婦さん・小さなお子様のいる方、高齢者の方は十分気をつけてください。
<日常生活でできる予防方法>
(1)栄養と休養を十分とる。体力をつけ、抵抗力を高めることで感 染しにくくなります。
(2)人ごみを避ける。病原体であるウイルスを寄せ付けないように しましょう。
(3)適度な温度、湿度を保つ。ウイルスは低温、低湿を好み、乾燥 しているとウイルスが長時間空気中を漂っています。
加湿器などで室内の適度な湿度を保ちましょう。
(4)外出後の手洗いとうがいの励行。手洗いは接触による感染を、 うがいは喉の乾燥を防ぎます。
(5)マスクを着用する。咳やくしゃみの飛沫が体内に入りにくくな ります。